[an error occurred while processing this directive]

 

パチスロ新時代を斬る
〜第3回:5号機で勝つ立ち回り〜

 
 
 さあ3回目の今回はいよいよ具体的な5号機の立ち回りを考えたい。
 筆者が数ヶ月間5号機を追ってみて立ち回り的に感じた事をまとめてみた。
ストック機能の禁止によって放出しやすいゲーム数などは存在しなくなった。むろん天井もである。立ち回りに関しては公平で、純Aタイプの時代に戻ったと言える。その他にも4号機時代には無かったポイントがありそうだ。
 
●確率論重視
 さて、一番の攻略はやはりボーナス確率だろう。2000Gほど稼働があれば高低の目安くらいにはなる。しかし、私が一番オススメしたいのは、5号機には純A4号機とはちがって、ボーナスの種類が細分化され、かつ設定間の差が大きく付いている。各機種ごとにいろいろなところに設定差が設けられている。ここをメインに立ち回る方法だ。
 「信長の野望」を例にとろう。この機種は1000円のゲーム数もほぼ一律で設定差は無い。ボーナス確率を見る以外判別法はないかと思いきや、5号機から採用された「小役とボーナスの同時抽選」に付け入る隙がある。小役との同時抽選のボーナスは設定差が無いが、残りの直撃ボーナス(小役と重ならないボーナス)には設定差が大きく付いている。
 
【信長直撃REG確率】
設定1...1/16384
設定6...1/2730
BIGで3倍、REGは6倍もの差がついており、小役を引いていないのにボーナスが出現すれば高設定の可能性が高くなる。これとゲーム数カウンタのボーナス確率を総合で判断すればいいのである。
 
●高設定を入れているかは店のバロメーター
 5号機の稼働状況の把握も含めて結構な数のホールを覗いたが、ひとつ感じた事があった。5号機に高設定を入れているホールは、全体の客付きや稼働も良好で4号機にも高設定が見られたということだ。
 ホール的には少ない投資で長時間粘られてしまう5号機は、売り上げ的には全く旨味がない。業界的には「コイン単価」という言葉で表されているが、いかに客に投資させて現金を回し売上額を増やすかというのがホールの考えていることである。つまり、ただでさえ売り上げの少ない5号機は低設定にしてどんどん吸い込み、客を回転させたほうが店にとっては都合がいいのである(客は飛んでしまうだろうが...)。
 ここに高設定を入れて来るということは、4号機を含めた店全体の客の回転率や稼働時間が十分で、経営的には余裕があるとみていいだろう。
 私は優良店を見抜く一つの指針としている。
 
●設定変更後は
 設定変更した朝一ではどうか。サミー系ならよくある朝一リールガックンや前日との液晶画面の相違など、機種ごとに特徴を探せばあるかもしれない。ここは情報戦だ。あとは店の変更のクセをいかにつかめるかという点が重要だ。案外一週間そのままという店も。。。
 
●4号機と5号機を複合して勝負する
 ストック機のハイエナ待ちの時間などに少し打ち、高設定らしければそのまま打ち続けても良い。
また、私は9時スロと呼んでいるが、仕事帰りの9時くらいから打つなら5号機の方がいい。9時過ぎに吉宗の天井めがけて投資などは出来ないし、逆に9時過ぎなら5号機も一日稼働し、高設定の目星もつけやすい。1万円ほど使ってしまったらそのまま帰るのもいい。
 
 以上、総合するとまず高設定をなるべく長く打つ事が条件で、ボーナス確率を調べるのが一番だが、各機種ごとに特化している設定差のある部分(直撃ボーナス確率やベル確率など)に注目すればなお判別精度は上がる。
あとは、高設定の機械割を100%引き出せれば勝利はすぐそこだ。
小役カウンターなどは非搭載なので、スイカなどの小役もこぼさず、ボーナスも迅速に揃えるなど、小さい部分も気をつけよう。
 
 なお、高設定を入れているかどうか「店自体の設定判別」もお忘れなく。
 
 

(この企画は2006年3月に掲載されたものです)

 


●次のページへ

●メニューへ戻る




[an error occurred while processing this directive]