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「パチスロ救急車inラスベガス 〜すろきちのカジノレポート12〜」
第12話「ブラックジャック」



 「リオチャーンス!」と言わんばかりにブラックジャックのテーブルにGo。
実際ちゃんとプレイする事が初めてだったため、同行者の助けをかりてプレイ開始。カジノのコインって思ったより重いです。ずっしりとした感じです。それとカジノって実に上手く出来てるんですけど、まず円をドルに換えた時点ですでに正確な金銭感覚は失っています。それをさらにコインに換えてしまうともうだめ。さらに時計も無いので時間の感覚は全くありません。「何の心配もいらないからお金たくさん使ってね」というカジノ側の思惑が伝わってきますな。


 いざ、勝負。
なんとビギナーズラックなのかあまり負けません。しばらくちょい勝ちが続きました。やっぱりここ一番では実力(ダブルダウンやスプリットの使い方。筆者は良く知りませんでした)がものをいってしまうようです。あまり負けなくていいのですが、勝ちもしょぼいため時間だけが過ぎていきます。
一番貴重な限られた時間が奪われてしまうのがつらいところ。
大きな額を賭けて一気に勝ってテーブルを離れたいところですが、なんせ初心者なものですからなかなかそうはいきません。しばらくしてある程度勝ち越したところでテーブルを離れました。(貴重なアドバイスで勝たせてくれたディーラーのジェニファーありがとう)


 カードとこの後うまくいったルーレットの勝ち金を5ドルのハイレートスロットにつぎ込むことに決断。
(いやな予感...)
5ドルx3BETで1ゲーム1500円!!!!! こんなの3秒で無くなりますよ。

 いざ覚悟を決めて5ドルスロに着席。100ドル紙幣をいきなり投入。(もはや神頼み...) これで20クレジット入ります。よーし。いけぇーっ!!

ーーー1分後ーーー
はい全部無くなりました。ぽかーん。唖然です。マジで。1万円が1分ですよ。
ここまでの負け金はトータルで160,000円でございます。


 頭を冷やしに再びルーレットで酒など飲みながら例の賭けをする。これが上手くいき100ドルが200ドルに。
これで5ドルスロの100ドルは取り返したぞ。でももうレートを下げる訳にもいかずこの200ドルを再び悪魔の5ドルスロに全額突っ込むことにしました。


 今回はそこそこ小役にも恵まれ健闘を続けていましたが、20分もすると200ドル全部が無くなる最悪の状態へ。さらに追加の300ドルも健闘むなしく吸い取られる。
_| ̄|○

 


もう、「あれ」しかない・・・
仕方が無いが行ってみよう。禁断の地へ・・・
なにかが起きるかもしれない・・・
そして真っ白な光が私を包みはじめた・・・(気がする)

 


 190,000円の負債をかかえ禁断の100ドルマシンのブースへと向かう筆者であった。
この後私を待ち受けるものは天国か地獄か?


(この企画は2005年9月に掲載されたものを加筆修正しています)

 


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